日記調査
”毎日日記をつけるように継続的に”アンケートを聴取していく調査手法になります。

1案件、1アンケートで完結する所謂通常アンケートとは異なり、7日間(7アンケートで1案件分)で聴取したり、長いものでは30日間を1案件とするケースもあります。

「管理画面」と呼ばれる専用の画面を作成する事で、以下のようなメリットがあります。
・複数アンケートの入口を1つに集約できる
・1日目→2日目→3日目といったような回答順序を制限できる
・回答時刻を細かく指定できる
 ⇒その日の夜の出来事を朝の時点で回答されるといった不誠実(矛盾)回答を防ぐ
・1,3日目は回答、2日目は未回答といったような回答抜けが起こりにくい
 ⇒1日でも未回答があったら納品できなくて無駄になるケースを減らせる
<画面イメージ>
活用シーン
  • 1週間の食事内容調査
  • HUTによるテスト品の使用感調査
  • 章立てのある案件
  • 企業内の部門別に回答アンケートが変わる案件
  • など
注意事項
  • アンケートをまとめるという事は、何かミスやトラブルがあった際に、紐づくすべてのアンケートに影響を及ぼすリスクが高いという事にもなるので、慎重な調査設計が求められます。
  • 通常アンケートに比べ回答方法が特殊なので、回答方法がわからない・できないといったサポート(問い合わせ)が来る可能性があります。
    ※問い合わせ窓口をどこ(誰)が担当するのか決めておく必要がある
  • 運用方法やデータの納品形式について詳細を詰める必要があります。
    ・納品対象者の定義をどうするのか(回答抜けのあるモニターは対象?など)
    ・回収報告の方法はどうするのか
    ・納品するデータの形式はどうするのか(縦繋ぎ?横繋ぎ?)
  • 回答期限/回答順の設定について詳細を詰める必要があります。
    ・各アンケート(入口)のOPEN時間/CLOSE時間をどうするのか
     ※厳密に設定すればするほど不整合回答は減りますが、離脱率が上がります
    ・各アンケート(入口)の回答順の制御をどうするのか
     (上から順番でないとNG/事前を回答済みでないと以降NG など)
     ※期限制御との組み合わせ次第で、一度逃すと以降一切回答不可になるなどのデメリットもあります
    制御例1)
    構成:「事前アンケート」「日記アンケート(7日)」「事後アンケート」の計9つのアンケート
    ・まず事前アンケートを回答しないと、日記アンケート、事後アンケートは回答できない
    ・日記アンケートは各日付の9:00~23:00までの日時制御
    ・日記アンケートを全て回答しないと事後アンケートは回答できない
    制御例2)
    構成:「日記アンケート」だが、1日につき午前午後の区分がある(2アンケート)
    ・午前アンケートは0:00~11:59、午後は12:00~23:59
    ・午後アンケートは、その日の午前アンケートを回答していないと回答不可
対応工数
(WEBアンケート画面作成に) +3営業日~
あくまで目安値です。
仕様により変動いたしますのであらかじめご了承ください。
詳細な工数につきましては別途ご相談ください。